ガリガリからマッチョになるには?期間と具体的な方法を徹底解説

ガリガリ体型の人がマッチョになれるのかな?

マッチョになるにはどのくらい期間がかかるのだろう?

男なら誰もが一度は憧れるマッチョな体。

ガリガリ体型を変えたいと思って筋トレを始めても、思ったように筋肉がつかず挫折してしまう人も少なくありません。

実は、マッチョになるのは想像以上に難しいことです。

筋トレをただ頑張るだけではなく、食事管理・睡眠・生活リズムのすべてを筋肉中心にする必要があります。

この記事では、マッチョの定義からムキムキになるための条件、成果が出るまでの期間など解説します。

目次

マッチョとは?レベルごとの定義を徹底解説

「マッチョになりたい」と思っても、その理想像は人それぞれです。

一般的にイメージされる爽やかな細マッチョから、大会に出場するような競技レベルのマッチョまで、その定義は幅広いです。

ここでは、目指すべき体を明確にするために、「マッチョ」を3つのレベルに分けて具体的に解説します。

  • 一般人がイメージする細マッチョ
  • 細マッチョ(競技レベル)
  • マッチョ(競技レベル)

一般人がイメージする細マッチョ

いわゆる「ボクサー体型」と呼ばれるのが、この一般人が思い浮かべる細マッチョです。

脂肪が少なく、筋肉が適度についているため、健康的で引き締まった印象を与えます。

特に女性からの好感度が高い体型として雑誌やアンケートでもよく取り上げられます。

しかし、ある程度体にフィットする服を着ないと、鍛えているのが見た目では全く分かりません

ゆったりした服装では、鍛えていない人と同じか、単に細身なだけに見えてしまう場合が多いです。

筋トレしている人がピチピチの服やタンクトップを着たがるのはコレが理由。筋肉がかなり大きくないと見た目じゃ全く分からない。

ガリガリの体型との違いは、胸や肩に適度な厚みがあり、貧弱に見えることが少ない点がポイントです。

細マッチョのような中途半端な体は、脱がないとアピールできないんだよな。

細マッチョ

フィットネス競技の一つである「メンズフィジーク」に出場できるほどの体型が、この競技レベルの細マッチョです。

大きさ的には筋トレをしていない人からすると、マッチョに見える場合もあるくらいの大きさ。

腕回りは35cm~38cmくらいの太さ。

Tシャツを着ても体格の良さが分かる一方、ゆとりのある服だと意外と普通に見えることもあります。

このレベルの体型は、写真の撮り方によってはそれほど大きく見えないことがありますが、実物を見ると筋肉の大きさに驚かされることが多いです。

マッチョ

ボディビルダーのように、極限まで筋肉を追求したレベルです。

ただ「ガタイがいい」といった印象では収まらず、この人は筋トレを本気でやっている! と一目で分かる体型。

ゆとりのあるTシャツを着ても、肩や腕、背中の厚みで、鍛えていると分かります。

腕回りは40cm以上が目安。

ちなみに平均的な男性の腕回りは30cm前後。そこから10cm以上太いとなると、もう日常生活ではあまり見かけない太さよ。

ここまで到達するには、並外れたトレーニング量と徹底的な食事管理が欠かせません。

マッチョになるためには覚悟が必要

多くの人が憧れるたくましい筋肉質の体。

しかし、誰もが目を引くようなマッチョな肉体は、決して片手間の努力で手に入るものではありません。

本気でマッチョを目指す道は、生活のすべてを筋肉の成長に捧げるという、強靭な意志と覚悟が求められるくらいの厳しい道のりです。

ここでは、本当にマッチョを目指すべきかを考える視点について解説します。

  • 生活の中心が筋トレになる
  • 本当にマッチョになりたいのか考える

筋トレ中心の生活になる

マッチョを目指す人の生活は、自然と筋トレを軸に回るようになります。

平日で仕事がある日も筋トレをし、休日は長時間のトレーニングに充てるなど、日常の優先順位が大きく変わっていきます。

食事も「好きなものを食べたい時に食べる」ではなく、タンパク質を中心とした計算されたメニューを取り入れる必要があります。

筋肉が大きくなるにつれて消費カロリーも膨大になり、食費もどんどんかさんでいきます。

マッチョはダイエット時期でさえ、一日の摂取カロリーが3000kcal近い人も。普通の人からすると「それ本当にダイエット?」と驚く量だよね。

食事は「空腹を満たす」行為ではなく、筋肉の材料となる栄養素を計算して摂取する作業へと変わっていきます。

また、筋肉は休養中に成長するため、夜更かしや睡眠不足は大敵です。

飲み会も夜更かしもダメなんて…やっぱり普通の生活とは両立が難しいんだ…

実際、競技レベルのマッチョを目指す人は、トレーニング・栄養・休養を“3本柱”として徹底管理しています。

飲み会や夜遊びを続けながらでは筋肉は思うようについてこないため、一般的な生活リズムでは到達できない領域だと言えます。

本格的マッチョ=筋トレが趣味を超えて生活習慣そのものになる”ということ。

トレーニング・栄養・休養を最優先に考える覚悟がなければ、本格的なマッチョ体型には近づけません。

才能の塊みたいな人はそこまで気にしなくてもマッチョになれる人もいるが、ガリガリからスタートするような人は特に努力しなくてはならない。

RPGで例えるならガリガリは、スライムみたいな最弱モンスターでゲームをクリアするようなもの。勇者みたいにただ努力するだけで攻略出来るものではない。

本当にマッチョになりたいのか考える

その過酷ともいえる道へ進む前に、一度立ち止まって、自分の心に問いかけてみてください。

なぜ、あなたはマッチョになりたいのでしょうか?

筋トレを続けてマッチョになるには、人生の大部分を筋肉の成長に注ぐ覚悟が必要です。

え…そんなに人生をかけることになるの?

そうなんです。だからこそ“なぜ目指すのか”を自分に問い直すことが大切なるのよ。

大会に出たいのか、憧れの人のようになりたいのか、あるいは単なる自己満足なのか…。

目的によって、必要な努力の方向性も変わってきます。

さらに、筋トレを極めても、誰もがボディビルダーやインフルエンサーとして生活できるわけではありません。

もしその先にボディビルダーやインストラクターといった明確なキャリアプランがないのなら、筋トレを極めても人生が劇的に変わるとは限りません。

えっ…頑張っても人生が変わらないなんてショック…!

それでもなお、自分自身のために続けられるのかどうかが重要です。

実際に、長年筋トレをしている人でさえ、こんな気持ちを抱えていることがあります。

  • 面倒だ
  • できることならサボりたい
  • 情報発信してなければここまでやっていない

筆者の場合はガリガリ時に散々嫌な体験していて、せっかく手に入れた筋肉を失くないのと、増やすより維持する方が楽だから続けているだけ。

趣味の範囲でマッチョを目指すには、想像以上のエネルギーが必要です。

そのギャップに耐えられる覚悟があるかどうか、始める前にしっかり考えておきましょう。

正直、鬼ほど努力すれば誰でもマッチョになれる。でも誰もがそこまでの熱量があるわけではない。

別にマッチョになりたくないと思った人は、細マッチョを目指しましょう。

👉 詳しくは別記事 「ガリガリから細マッチョになるコツ」で解説しています。

マッチョな人に共通するトレーニング

マッチョな体型を作り上げた人たちには共通点があります。

単に筋トレをするだけでは到達できない領域であり、その裏には継続的かつ徹底した努力があります。

ここでは、マッチョを目指すうえで欠かせない3つの条件について詳しく解説します。

  • 高い頻度とトレーニング量
  • 高重量でのトレーニングを重視
  • 常に限界まで追い込んでいる

高い頻度とトレーニング量

マッチョと呼ばれる人たちは、一回あたりの筋トレ時間が長時間で、なおかつ高頻度で筋トレをしています。

なぜなら筋肉には「刺激に慣れてしまう」性質があり、成長を続けるには、より大きな刺激を与え続ける必要があります。

さらに筋肉が大きくなるほど求められる刺激が大きくなり、それを満たすには、長い時間をかけて筋肉を追い込まなければなりません。

とはいえ、ただ長ければいいというわけではありません。

筋肉の成長に本当に必要なのはトレーニングの“総負荷量”です。

総負荷量とは

「重量 × 回数 × セット数」を足し算したようなもので、筋肉にどれだけ“仕事をさせたか”を示す数値です。

また、時間が長くなればなるほど、一日に割ける部位の数も少なくなります。

そのため日を変えて細かく部位を分割する必要が出てきます。

えっ?部位を分割するってどういうこと?

胸・肩・腕・脚…といった具合に、日ごとに鍛える場所を変える方法だよ。マッチョはこの“分割法”で高頻度をこなしているんだ。

そうなると筋トレをする頻度も多くなります。

さらに、筋トレの間隔が空きすぎると、回復を通り越して筋トレ前の状態に戻ってしまうため、そうなる前に再び刺激を与えなければなりません。

つまり、筋肉が大きくなればなるほど、高頻度・長時間トレーニングが必然的になるわけです。

例えば、多くのマッチョは週5~7回という高頻度でトレーニングを行っています。

えっ!?週にほとんど毎日ジムに行ってるの!?

一回のトレーニング時間も長く、一つの部位だけで2時間以上かける人もいるほどです。

中には時間が短い人もいますが、それは「時短トレーニング」という特殊なやり方をしています。

強度を極限まで高めることで、短時間でも追い込めるのです。

ただし、この方法は上級者向け。短い=ラクではなく、その分ものすごく辛いよ。

トレーニング時間が短いと聞いても、普通の人がイメージする「サクッと軽く」ではないということを覚えておきましょう。

短時間でも超ハード、長時間でも高頻度。いずれにせよマッチョの世界は厳しい道のり。

高重量でのトレーニングを重視

効率的に筋肉を大きくするため、マッチョは扱う重量に強いこだわりを持っています。

重い負荷をかけることで、筋肥大に大きく関わる「速筋線維」を効果的に刺激でき、筋肉がより太く、そして強くなるからです。

速筋線維というのは“瞬発力やパワー”を発揮するときに働く筋肉。

ここを鍛えると見た目にも分かりやすい筋肥大が起きやすいんです。

さらに、常に前回よりも重いものや多い回数を目指す「漸進性過負荷の原則」を徹底することが、筋肉を成長させ続けるためのカギとなります。

漸進性過負荷の原則(ぜんしんせいかふかのげんそく)とは

トレーニングの負荷を少しずつ高めていく原則のことです。
筋肉や体力は、同じ強さの運動を続けているだけでは成長が止まってしまいます。
そこで、体が慣れてきたら重さ・回数・時間・スピードなどを段階的に増やすことで、体に新しい刺激を与え続け、筋力や持久力を向上させていきます。

体は危機感を感じないと成長を促してくれない。つまり軽い重量ばかりでは、筋肉の成長に限界があるということ。

じゃあ重いものばかりやればいいの?

正しいフォームで扱える範囲の重量を少しずつ伸ばしていくのが基本。無理に重さだけを追うとケガにつながるので注意しましょう。

極限まで追い込んでいる

マッチョな人たちは、毎回のトレーニングで限界まで追い込みます。

途中で余力を残して終えるのではなく、もう1回も上がらないという状態まで追い込み、時には補助をつけてさらに動作を続けることさえあります。

追い込み度合いは人それぞれ。ただし、レベルが高い人ほどより高いレベルで追い込むことができるんだよね

えっ?レベルが高い人って、普通の人とどう違うの?

実は“限界までやった!”と思っていても、体はまだ余力を残していることが多い。上級者は精神的な限界ではなく、肉体的な限界までしっかり追い込めているんだ。

マッチョになるまでの期間

マッチョになると一口に言っても、そのレベルによって必要な時間は大きく異なります。

細マッチョから競技レベル、さらに大会で勝てるマッチョまで、それぞれに到達するための目安があります。

ここではレベルごとにどのくらいの期間がかかるのかを解説します。

  • 一般的な細マッチョ:半年~1年
  • 競技レベルの細マッチョ:3~5年
  • 競技レベルのマッチョ:5~10年以上

一般的な細マッチョ:半年~1年

ほどよく筋肉のついた引き締まった「細マッチョ」には、半年から1年ほどの期間で到達できる可能性があります。

正しい方法でトレーニングと食事管理を継続すれば、誰にでも達成可能な現実的な目標です。

RPGゲームに例えるなら、レベル30以上に到達するイメージです。

ゲーム中盤のボスを倒せるレベルだな。基本的な職業はマスターしているレベル。。

特別な才能は必要なく、たとえ今ガリガリな体型に悩んでいる人でも、諦める必要は全くありません。

独学でも十分に目指せますが、最短で結果を出したいのであれば、質の高い情報教材や、信頼できる情報発信者の知識を取り入れることが重要になります。

自分は子どもの頃からずっとガリガリで、体重も43kgしかなかったけど、運よく質の高い情報教材を購入して、完全独学で1年で細マッチョになれたよ。

ネット上には様々なトレーニング理論が存在しますが、基本的な昔から言われている王道のやり方をしていれば誰でも達成可能。

今は情報が溢れているので、正しい王道の知識を得ることが困難になっているんだよね。

ガリガリ体型からいきなり大きな筋肉を持つマッチョを目指すのは現実的ではありません。

まずは「細マッチョ」を目指すのが最短ルートです。

👉 詳しくは別記事「ガリガリから細マッチョになるコツ」で解説しています。

競技レベルの細マッチョ:3~5年

コンテスト出場も視野に入るような、全身の筋肉が美しく発達した「細マッチョの上位互換」を目指すには、3年から5年という期間が一つの目安になります。

これはゲームで言えばレベル50以上。相応の努力と時間が必要な領域です。

RPGで例えるとラスボスを倒せるくらいのレベルだな。

独学でこのレベルに到達しようとすると、2年から3年、あるいはそれ以上かかることも珍しくありません。

しかし、トレーニングのセンスがある人や、専門知識を持つトレーナーの指導を仰ぐことで、1年から2年で到達できるケースもあります。

えっ!?最短なら1年ちょっとでここまで行けるの!?

ただし、このレベルに到達するには、生半可な覚悟ではいけません。

トレーニングを生活の中心に置き、それなりに食事管理もきっちり続けるなど、人生の一部を筋トレに捧げるくらいの情熱が求められます。

このレベルは才能の塊みたいな人はちょっと努力するだけですぐ達成しているが、大半の人にとっては難しい領域。

競技レベルのマッチョ:5~10年以上

ボディビルの出場を視野に入れるレベルのマッチョになるには、5年から10年以上の歳月が必要です。

ゲームで言えばレベル70以上。裏ボスへの挑戦を視野に入れる領域です。

このあたりまで来ると、自分のステータスの上限値が見えてくるレベルだな。

ボディビルの上位に入る人は、まさにレベル90以上だと思っていいよ。

ここに到達できる人は、ほんのごくわずか。

プロを目指す覚悟が必要で、日常生活の多くを筋トレと食事管理に費やすことになります。

さらに、トレーニング内容だけでなく、栄養学や体の使い方といった深い知識も取り入れなければ到達は困難です。

ただ知識やスキルよりも、最終的には根性論の世界になる。つまり、どれだけ「筋肉に人生を捧げるかゲー」になる。

ガリガリからムキムキになるためにすること

マッチョを目指すうえで欠かせないのが、トレーニング・栄養・休養の3本柱です。

どれかひとつが欠けても効率的に筋肉は育ちません。

さらに信頼できる情報源を見極めることも、長期的に体を作り上げるうえで大切です。

ここからは、具体的に取り組むべきポイントを解説します。

  • 長時間・高頻度でトレーニングする
  • 毎日十分な栄養をとり食事管理を徹底する
  • 十分な睡眠で筋肉を回復させる
  • お薬を使わずにマッチョになっている人を参考にする

長時間・高頻度でトレーニングする

本気でマッチョな体を目指すのであれば、相応のトレーニング量をこなす必要があります。

なぜなら筋肉が大きくなるにつれ、追い込むのに時間が掛かるからです。

理想的な筋肉を作るには、週に5〜7回の筋トレを行う人が多くいます。

効率を高めるには「分割法」が基本です。

胸・背中・脚など部位ごとに日を分けて鍛えることで、筋肉を休ませながらほぼ毎日トレーニングを続けられます。

人によっては1回のトレーニングが2時間以上に及ぶこともあります。

トレーニング時間は短くていいという人もいるが、そういう人は過去に長時間トレーニングを経験している人が多い。

恐らく、筋トレをやり込んだからこそ技術や追い込み切る精神力がつき、短時間のトレーニングでも効果が出ているのかもしれないよね。

毎日十分な栄養をとり食事管理を徹底する

筋肉を育てるのはトレーニングだけではありません。

食事からの栄養が不足していると、せっかくの努力が無駄になってしまいます。

特に重要なのは、エネルギーとなるカロリーと、筋肉の材料になるタンパク質です。

カロリーが足りないと筋肉は大きくならないので、どんなマッチョも自分の体に必要なカロリー分は必ず確保しています。

トレーニングは筋肉の線維を壊す行為であり、その壊れた部分が栄養と休養によって修復される過程で、以前よりも太く強くなります。

つまり食べることも筋トレってことね。

十分な睡眠で筋肉を回復させる

トレーニングと食事に加えて、筋肉の成長に必要なのが睡眠です。

トレーニングによって傷ついた筋繊維の修復は、主に睡眠中に行われます。

特に、眠りが深いときに多く分泌される「成長ホルモン」が、筋肉の回復と発達を強力にサポートしてくれるのです。

睡眠時間が不足すると、筋肉の分解を促すストレスホルモン「コルチゾール」の分泌が増え、せっかくのトレーニング効果を妨げてしまう可能性もあります。

中には短い睡眠時間でもたくましい体を持つ人もいますが、睡眠時間を長くしたことで筋肉も大きくなったというボディビルダーも多いです。

お薬を使わずにマッチョになっている人を参考にする

誰を参考にするかも、マッチョを目指すうえでとても重要です。

残念ながらフィットネス業界には、筋肉増強剤を使用しながら公表していない人もいます。

薬物使用者のトレーニング方法や食事メニューは、ナチュラルな人にはほとんど通用しません

参考にすべきは「ナチュラル」と呼ばれる薬を使わない人です。

例えば、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)のように、厳しいドーピング検査を行う団体に所属している選手は、ナチュラルの可能性が高いです。

また、アンチドーピングを公言している人や、クリーンな選手と積極的に交流している人も信頼できます。

「類は友を呼ぶ」と言うように、どんな業界でも似た者同士でコラボする傾向がある。

昔はユーザーとコラボしていた人でも、今ではナチュラル同士しかコラボしなくなった、なんてケースもありますよね。

よくある誤解と落とし穴

筋トレやボディメイクに挑戦する人の多くが途中で挫折してしまうのは、「誤解」や「過度な期待」が原因です。

ここでは、特に初心者が勘違いしやすいポイントを取り上げ、正しい知識を整理します。

  • 短期間でマッチョになれる
  • サプリを飲めばマッチョになれる

短期間でマッチョになれる

筋トレを始めたら、できれば早く結果を出したいと思いますよね。

けれど、短期間でマッチョになるのは現実的にはかなり難しいんです。

でもSNSで短期間でマッチョになっている人もいるけど

残念ながら、多くの人には当てはまりません。筋肉は少しずつ積み上げていくしかなく、年単位での努力がなんです。

SNSで見かける「短期間でマッチョ化」は、たいてい次のようなケースです。

  • もともと細マッチョ体型だった
  • 過去にスポーツや格闘技を本格的にやっていた
  • 生まれつき体力・食欲・継続力に恵まれている

こうした条件が揃って初めて「短期間で大きく変われる」のであって、誰にでも当てはまる話ではありません。

パーソナルトレーナーをつけても、指導力相性に左右されることもあります。

サプリを飲めばマッチョになれる

「プロテインさえ飲めば筋肉がつく」と思っている人もいますが、これは大きな落とし穴です。

えっ、プロテイン飲めば勝手にマッチョになれるんじゃないの?

残念ながら違います。プロテインは魔法の薬ではなく、ただの栄養補助食品なんです。

ホエイプロテインは牛乳からタンパク質を取り出して粉状にしたもので、言い換えれば牛乳と同じ食品。

飲むだけで筋肉がつくのではなく、トレーニングで筋肉を刺激 → 修復 → 成長というプロセスがあって初めて効果を発揮します。

筋トレをしなければ、プロテインをいくら飲んでも意味はないよ。

食事で十分にタンパク質を摂れていれば、サプリは必須ではありません

逆に、過剰に摂取すると肝臓や腎臓に負担をかけるリスクもあるので注意が必要です。

サプリはあくまで「食事で不足しがちな栄養を補うための道具」と考えましょう。

まとめ

本記事では、「マッチョとは何か?そしてどうすればマッチョになれるのか」について詳しく解説しました。

ポイント整理
  1. マッチョになるには、自由な時間の大半を捧げる覚悟が必要
  2. マッチョになるのには時間が掛かる
  3. 普通の人が出来ないレベルのキツイトレーニングが必要

マッチョになるにはそれ相応の覚悟と時間が必要です。

ガリガリからマッチョを目指す場合、まずは細マッチョを目標にしましょう。

正しい方法でトレーニング・食事・睡眠を続ければ、半年〜1年で確実に変化を実感できます。

筋トレ初心者には、正しいフォームや栄養バランスを学べるオンライン講座やパーソナルジムの利用もおすすめです。

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